子どもが楽しみながら多くのことを学べる手段として、現在ではアプリの利用が進んでいます。一口にアプリといってもさまざまな種類があり、近年では幼児向けの教育アプリの数や種類も豊富です。
しかし、アプリは便利なだけでなく注意点も存在するため、利用する場合には前もって把握しておきましょう。
今回は、幼児教育にアプリを取り入れるメリットとおすすめのアプリ4選を解説します。使用する際の注意点も解説するため、幼児教育にアプリを取り入れるべきか悩む人は参考にしてください。
1.幼児教育にアプリを取り入れるメリット2つ
幼児向け教育アプリの特徴は、幼い子どもにとって親しみやすく、ゲーム感覚でやる気をアップさせるように設計されていることです。勉強の習慣だけでなく歯磨きなどの生活習慣を身につけさせたり、子どもの感性を伸ばしたりする力が期待されています。
幼児教育にアプリを取り入れることによって得られるメリットは、主に以下の2つです。
1-1.飽きずに何度も使える
幼児教育アプリは、繰り返し遊んだ場合にも飽きにくいように設計されています。
1つのアプリのなかには、多くの設問や課題を収録していることが一般的です。プレイごとに出題内容が変化したり、ミッションをクリアすると難易度が少しずつ上昇したりするため、子どもが簡単に飽きることはありません。
親子間で競争ができる仕様の搭載など、さまざまな遊び方で何度も使えることがメリットといえるでしょう。
1-2.場所を選ばずに手軽に遊べる
幼児教育アプリは、手元にスマホやタブレットがあれば、場所を選ばずに遊ぶことができます。
公共交通機関での移動中や病院の待ち時間など、子どもが駄々をこねやすい外出先でどうしても動けない場面では、特に重宝されるでしょう。
子どもの機嫌を損ねることなく、かつ子どもの能力を伸ばせる点が、幼児教育アプリのメリットです。
2.幼児教育におすすめのアプリ4選
幼児教育アプリで遊ばせる際は、子どもの学習レベルや目的、年齢ごとにアプリを選ぶことが大切です。幼児向けのアプリは対象年齢などの情報を提示していることがほとんどなため、ダウンロードする前にチェックしましょう。
ここでは、幼児教育におすすめのアプリを4つ紹介します。
2-1.ごっこランド
「ごっこランド」は、完全無料で遊びながら学べる幼児教育アプリです。
職業の疑似体験ができるごっこ遊びでは、ヘアサロンやケーキ屋など実在する企業45社がモデルとなり、子ども向けにアレンジされて登場します。
対象年齢 | 2~9歳 |
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学べる内容 | 職業疑似体験・ごっこ遊び・知育ゲーム |
アプリの特徴 |
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知育ゲームは80種類以上と豊富で、定期的なアップデートでゲームが更新・追加されることもあるため、長期間飽きずに遊ぶことが可能です。
2-2.タッチ!あそベビー
「タッチ!あそベビー」は、親子で一緒に感覚遊びとごっこ遊びを楽しめるアプリです。
音・色・形の単純な変化によって、日常生活における生活動作やお店屋さんごっこなどで子どもの好奇心を育てる手助けをします。
最初の9種類は無料パックで遊べるほか、追加できるゲームパックは31種類以上、9つの遊びが1セットで購入可能です。
対象年齢 | 0~3歳 |
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学べる内容 | 生活動作の学習・ごっこ遊び・感覚遊び |
アプリの特徴 |
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遊び方は画面をタッチするだけの簡単操作なため、0~3歳の小さな子どもでも戸惑うことなく遊べるでしょう。
2-3.Pinkfong 123数字あそび
「Pinkfong 123数字あそび」は、子どもが親しみやすいアニメーションや童謡を介して、数の概念を学習できる課金追加型のアプリです。
タッチゲームやなぞり書きを利用して、数字の書き方や数え方を覚えることができます。
無料版では1~3までの数字遊びが利用可能です。
対象年齢 | ~5歳 |
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学べる内容 | 数の学習・数字遊び・なぞり書き・複数言語から選択可能 |
アプリの特徴 |
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4以上の数字遊びは有料コンテンツとなるものの、1~3までは無料で遊べます。体験版として子どもとの相性を確認すると良いでしょう。
2-4.ABC GooBee
「ABC GooBee」は、アルファベットや簡単な英単語をネイティブの発音で学習できる無料アプリです。
アルファベットの書き順を練習できたり、苦手な文字だけを集中的に学習できたり、文字のつながりを英単語と認識して学習できたりします。
対象年齢 | 2~8歳 |
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学べる内容 | アルファベットの読み方・書き方・簡単な英単語の学習 |
アプリの特徴 |
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キャラクターのグービーとともに遊び感覚で「ABC」を学べるため、本格的な英語教育の下準備として人気です。
3.幼児教育としてアプリを使用する際の注意点
幼児教育アプリには、子どもが飽きずに遊べるなどのメリットがある反面、下記のようなデメリットも生じます。
- 近視や斜視となる可能性がある
スマホやタブレットの液晶画面から発せられるブルーライトには、視力への悪影響が指摘されています。幼児教育アプリは子どもが楽しく遊べる分、夢中になり過ぎて長時間の使用につながる傾向です。
近距離で同じ場所を見つめ続けることによって、急性内斜視を発症する子どもが増えています。 - 姿勢が悪くなる
手元のみで操作するスマホやタブレットは、机や床の上に置いて画面を覗き込んだままの姿勢が、長時間続いてしまうことがあります。
悪い姿勢がクセとなりやすく、筋肉の発達や視力への悪影響も懸念されています。
幼児教育アプリは上手に使えば子どもの学習を助ける一方、過度に頼ることは健康を害することとなりかねません。適度に時間を区切ったり、ほかの遊びと交互に行ったりするなど、子どもの健康に配慮しながら利用しましょう。
4.幼児教育には「遊びながら学べるおもちゃ」もおすすめ
幼児教育や幼稚園小学校のお受験には、アプリだけでなく「遊びながら学べるおもちゃ・教材」の利用もおすすめです。
カード系の知育教材では、家族で一緒に遊びながら数字や単位の学習ができ、物の名前や季節に関する出来事などを学ぶことできます。
知育パズルやブロックでは図形の認識力や集中力、思考力などを鍛えられるでしょう。
箸の持ち方や鉛筆の持ち方といった、お受験で問われるマナーの一環も身につけられる知育教材もあります。
「ハッピークローバー」は、知育教材以外にもお受験や入園入学に関するおすすめ商品を幅広く取り扱っているお店です。子どもの知育教材を探している人やお受験に必要な一式を揃えたい人は、ぜひ当店をご利用ください。
まとめ
今回は、幼児教育にアプリを取り入れるメリットやおすすめのアプリ4選、注意点などを解説しました。
幼児教育アプリは子どもが興味を持ちやすく、飽きずに何度も使えて場所を選ばず手軽に遊べるメリットがあります。アプリで学習させる際は、対象年齢に合致するアプリを選択し、使用する時間を決めた上でほかの子ども向け知育玩具と組み合わせると良いでしょう。
「ハッピークローバー」では多種多様な知育教材を取り揃えているため、ぜひ一度ご覧ください。