受験に圧倒的に有利!子供を早寝早起きにしたほうが良い理由

お受験前は生活リズムを整えることが大切です。
早寝早起きは道徳からしても重要なものですが、習慣づけることで脳の発達を促し丈夫な心と体が作れるため、お受験そのものを有利に進めることができるかもしれません。
ここでは、お受験を控えた子供が早寝早起きでいることのメリットや早寝早起きに切り替えるための方法について紹介します。

子供の早寝早起きのメリット

・ヒトは昼行性の動物

お受験で早寝早起きをするメリットの一つには、生物学的な理由があります。
人間は体温やホルモンの分泌の仕方が昼と夜では異なります。
特に、朝起きた後は心を穏やかに保つ神経伝達物質「セロトニン」が多く分泌されます。

・体内時計のリセット

脳の視床下部には体内時計をリセットする働きがあります。
本来、人間の生体リズムは25時間のため、何もしなければ1日に1時間ずつ生活リズムがずれていってしまうものです。
十分に睡眠をとって朝の光を浴びることで、1日の体温上昇やホルモンの分泌をつかさどる体内時計がリセットされます。

・成長ホルモンの活性化

人の体は夜9時ごろから朝までにさまざまな成長ホルモンを分泌します。
特に幼児期は成長ホルモンがたくさん出されるため、早寝早起きで、成長ホルモンが活発に分泌されていれば、体が成長しやすくなるだけでなく、記憶が安定化や免疫力向上などのメリットがあります。

・脳の発達

夜に十分睡眠時間をとっている子供は睡眠時間が短い子供よりも脳の海馬の体積が大きくなることが分かっています。
海馬は記憶や情緒、やる気、集中力などとかかわる場所です。
早寝早起きで脳の海馬を発達させると、お受験に必要な記憶力や学力を高める効果が期待できます。

子供に早寝早起きさせる方法

・早めに起こして、太陽の光を浴びる

お受験のために早寝早起きをさせたい場合、夜早く寝かせるよりも朝早く起こすことを意識したほうが早寝早起きの習慣が作りやすいです。
昼間に太陽の光を浴びていると、セロトニンが多く分泌されます。
セロトニンは睡眠を司るホルモンであるメラトニンの原料。
つまり、日中積極的に活動しているとそれだけ早く眠くなってしまうのです。

・運動をさせる

運動して体を動かすと成長ホルモンの分泌が促されます。
成長ホルモンは骨や体の成長に不可欠なだけでなく、運動するとお腹がすいたり疲れたりするので夜の眠りの質が高まります。

・休日も同じ時間に起こす

いつもお受験のために頑張っているからと、週末ぐらいは子供をゆっくり休ませたいということがあるかもしれません。
しかし、早寝早起きを定着させるには習慣化が必要です。
休みの日も平日と同じ時間に起こしましょう。
いつも早寝早起きで、毎日同じぐらいの時間に朝食をとっていれば、夜も同じぐらいの時間に眠くなり生活のリズムが乱れにくくなります。

・朝食をしっかり、夕食の時間は早く

脳のエネルギーになるブドウ糖は、食事をとってからおよそ12時間で全て使われてしまいます。
慌ただしいからと朝食をないがしろにせず、脳をしっかりはたらかせるためにしっかり食べるようにしましょう。
一方、夜食事をとってお腹いっぱいの状態ではなかなか寝つけないものです。
夜9時に寝かせることを考えると、遅くとも夜7時くらいまでには食べ始めることが大切です。

親もできるだけ一緒に眠る習慣を

・親子のコミュニケーションをとる大事な時間になる

できるだけ親も子供と一緒に早寝早起きをするとお受験に役立つメリットが出てくるものです。
親も早く寝れば朝早起きができるため、子供の早寝早起きをサポートできるでしょう。
親が朝忙しいからと朝食を抜いていると、子供も一緒に朝食べなくなってしまうかもしれません。
そのため、夜の時間はできるだけお受験を控えている子供の気持ちに寄り添うことができるように、絵本を読んだり話をしたりと親子で楽しく過ごす時間を大切にしましょう。

・子供がリラックスして眠りやすい環境になる

眠りやすい環境を作るためには刺激の少ない状況を作ることが大切です。
そのため、眠る直前までテレビやインターネット、スマートフォンなどを見るのはよくありません。
コーヒーやココア、紅茶にはカフェインが含まれているため、夜9時に眠る場合は夜6時以降に飲むのは控えましょう。
昼3時以降の昼寝もあまり好ましくありません。
眠りを促すためには、ゆっくりお風呂に入るが効果的です。
眠る1~2時間前にぬるめの湯船にゆっくりつかると徐々に体温が下がりスムーズに眠れるようになります。

まとめ

早寝早起きをするとお受験にメリットがあります。
毎日決まった時間に起きて体内時計をリセットしながら規則正しい生活をすると、体や脳の成長が促されるのです。
早寝早起きを習慣づけるためには、まず朝起きて朝食しっかり食べ、適度な運動を心がけるのがおすすめといえます。
睡眠中は成長ホルモンが活発に分泌するので、リラックスした時間を過ごし夜9時には寝るようにしましょう。

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