できるだけ塾や幼児教室に通わずに、お受験に成功するためには、
子供を本好きにすることがおすすめと言えます。
どうして、本好きになるとお受験に有利に働くのでしょうか。
ここでは、お受験に読書が効果的な理由や、本を読むことで成長する能力、
そして子供に本好きになってもらうためのポイントについて、詳しくご紹介します。
目次
本好きはお受験に有利?
結論から言うと、本を読まない子供より、本を読む子供のほうがお受験に有利になります。
中学校受験や高校受験などとは違い、小学校受験においては、学力はさほど重要視されていません。
もちろん、最低限度の言語能力や計算能力は求められることがありますが、それよりも子供らしさ、表現力や協調性といったポイントが注目されます。
本をたくさん読んでいると、学力や読解力が高くなります。
しかし、それ以上に表現力に大きな影響を与えるのです。
また、本をよく読むか読まないかによって、語彙力にも大きな差が生じるでしょう。
語彙が豊富になってくると、本を読んだり、読んでもらったりするのがどんどんと楽しくなってきます。
そうして子供が本好きになると、さらに言葉を学習していき、語彙力が向上していくのです。
あまり本を読まない子でも、ある程度の成長は期待できますが、本をよく読む子供に比べるとその成長に一定の差が生じてしまう可能性があります。
そのため、できるだけ本好きになるように子供を成長させていく必要があるでしょう。
本を読むことで育つ子供の能力
子供が本を読むことで、いくつかの能力の向上が期待できます。
・語彙力が向上する
たくさん本を読むことで、言葉とその意味をどんどん覚えていきます。
語彙力が増えていくと、相手から質問されたことに対しての理解力が高まるでしょう。
・知識が増える
本をたくさん読むことによって、さまざまな物語を覚えます。
子供の場合は、本を読めば昔話をたくさん覚えることでしょう。
そうすることで、イメージする能力の向上が期待できます。
・表現力が増える
語彙力が増えて、知識が増えると、子供が会話する際の表現力が高くなります。
同じような意味であっても、言葉の表現の仕方を変えたり、自分が感じている感情を相手に対して、うまく説明できるようになったりします。
・算数問題に強くなる
教育関係で読書というと、国語のイメージがありますが、実は読書をすると算数問題に強くなります。
算数の場合、問題文の意味が分からないと答えを導き出すことができません。
本を読むことを覚えると、書いてあることに対しての理解力が高くなります。
子供に本好きになってもらうには
子供を本好きにさせるためには、そもそも子供を本嫌いにさせない必要があります。
やってはいけないのは、無理やり本を読ませようとすることです。
子供が嫌がるのに読ませてしまうと、子供は本に対して拒否反応を示してしまいます。
自分で読まない場合は、まず寝る前に読み聞かせましょう。
自分で本を読まなくても、「本には面白いことが書かれているんだ」と興味を持たせるのがポイントです。
また、親が子供に読み聞かせることで、本を読むということを印象付けさせることができます。
子供は親のことをよく見ています。親が読書をしていると、子供も読みたいと感じるのです。親が読むのは雑誌でもかまいません。
最初は本を読む真似事であっても、文字を覚え始めれば子供自身が自発的に読み始めます。
そして、児童書や絵本、図鑑や絵で読める歴史書など興味を持ちそうな本を数冊、子供の手が届く範囲に置くようにするといいでしょう。
すると子供は徐々に、本に対して興味を持つようになっていきます。
まとめ
子供が本を読むことが好きになれば、多様な分野で成長が期待できます。
学習能力だけではなく、表現力や語彙力、読解力などの向上が期待できるでしょう。
読書で身に付く能力は、お受験だけではなく、今後の成長に必要不可欠なものばかりです。
無理やり本を読ませようとすると、拒否反応を起こしてしまう恐れがあります。
急がなくてもいいので読み聞かせをして、ゆっくりと本好きになるように工夫しましょう。
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