お受験が初めての方は、どのようなバッグを選ぶと良いのか迷うこともあるでしょう。
幼稚園や小学校のお受験では母親も面接があるため、服装のマナーに気を配ることが必要です。
そして、お受験バッグも服装と同じく選び方の基準があることをご存知でしょうか。
選んだバッグがマナー違反とならないためにも、事前に購入時の注意点を把握しておくことが大切です。
今回は、母親用のお受験バッグの基本マナーと一緒に用意したい小物についてご紹介します。
目次
1.母親が用意すべきお受験バッグの基本マナー
お受験の説明会や本番では、受験に必要な書類や子どもの着替えをメインバッグとサブバッグに分けて持参することが、お受験バッグの基本マナーです。
面接時に大きなバッグを抱えて入室するとスマートに行動することができず、面接官に良い印象を与えることができません。
ここからは、面接時の印象を良くするために大切なお受験バッグの選び方や、バッグと一緒に用意したい小物を詳しく紹介します。
1-1.お受験バッグの選び方
〇メインバッグ
濃紺スーツに合うように、黒または紺色を選びます。
お財布やスマホ、ハンカチなど必要最低限の荷物が入れられる大きさのシンプルなフォーマルバッグが基本です。
ワンハンドルのハンドバッグはすっきりとした見た目で、手に持った際にはエレガントな印象を与えることができます。
上品なデザインのバッグなため、入園式や入学式、卒園式、卒業式にも使うことができるでしょう。
マチがあるバッグが使いやすく、底板がしっかりしているアイテムを選ぶことで床に置いたときに倒れる心配がありません。
また、底がすり減ったり汚れがついたりしないよう、鋲がついているバッグだと尚良いでしょう。本革のバッグを選ぶと光沢が美しく上品に見えます。一方で、撥水加工されている布製バッグは雨の日も安心です。
〇サブバッグ
メインバッグと同じく、黒または紺色を選びます。
A4サイズの書類が入るトート型が基本です。スリッパや筆記用具などのかさばる荷物を入れるため、マチのあるタイプを選びましょう。
ファスナー付きであれば荷物をたくさん入れても中身が見えることがありません。
また、底板がついており、バッグを持ったり置いたりしたときに型崩れしないこともポイントです。
デザインはできるだけシンプルなものが好ましいですが、ワンポイントのリボンがついたバッグなど女性らしいデザインも人気があります。
1-2.お受験バッグのNG例
スーツや他の小物と合わない派手なバッグ、自立せず倒れてしまうバッグはお受験には向きません。
〇メインバッグを選ぶ際のNG例
フォーマルバッグの中には、黒や紺色でもパーティー用の華やかなハンドバッグがあります。パーティー仕様のバッグはお受験バッグにはふさわしくないため、注意してください。
・ギラギラとした光沢のバッグ
・ラメや派手な装飾がついたバッグ
・ブランドのロゴが大きいまたは目立つ箇所に入っているバッグ
・肩ひものついたバッグ
〇サブバッグを選ぶ際のNG例
マチがないバッグは、荷物が入りきらずに不便を感じることが多いです。
また、口が開いているバッグは倒れたときに中身が飛び出る恐れがあります。
普段使いの派手なデザインのバッグはスーツとは合わないため、お受験に特化した機能的なトート型バッグを用意しましょう。
・マチがないバッグ
・ファスナーやスナップがなく、口が開いているバッグ
・キャラクターデザインなどの派手なバッグ
・底板がなく、自立せずに倒れてしまうバッグ
2.母親用のお受験バッグと一緒に用意したいもの
母親用のお受験バッグを用意する際には、お受験に必要や小物も合わせて準備しましょう。
お受験では、持参を指示された書類やスリッパ、下足入れを持参してください。また、雨の日を想定した傘やレインコートなどの小物も必要となります。
面接当日になって、下足入れをスーパーのビニールの袋で代用したり、服装に合わない派手な色柄の傘を持つことになったりしないよう、事前に漏れなく用意しておくことがおすすめです。
ここからは、お受験バッグと一緒に用意したいものを、それぞれ詳しく紹介します。
2-1.お受験時に必要な書類
お受験時に最も大切となる持参品は、願書や受験票など学校へ提出する書類です。
説明会などで配布される願書などを記入する際は、誤字や脱字の危険性があるため、特に注意しましょう。修正ペンなどで誤字を修正すると見た目も美しくなく、準備せず直接書き始めたという短絡的な印章を与えるため、鉛筆で薄く下書きをしたり、記入内容を控えた別紙を用意して、失敗を防ぎましょう。
先に鉛筆で下書きをする場合は、ボールペンのインクが滲まないようにしっかりと乾かしてから下書きを消しゴムで消しましょう。
また、説明会の際に願書をもらうことが多いため、書類ケースは面接当日ではなく説明会が開かれる前に用意します。当日になって慌てることがないよう、事前に書類をバッグの中へ入れておくことがおすすめです。
書類をバッグの中へ入れる際には、持参する書類が折れたり汚れたりしないよう、書類ケースやA4のクリアファイルを使用すると良いでしょう。
説明会や面接時にアンケートや書類などに記入する必要がある場合もあります。机のない場所での記入を考え、クリップボードがあると安心です。
2-2.スリッパ・下足入れ
面接会場では靴を脱ぐため、スリッパは必需品です。
お受験スーツやバッグに合うよう、黒または紺色のシンプルなデザインのスリッパを選びしょう。ハリがありシワのつきにくいサテンなどの素材がおすすめです。
お受験時には、折り畳みよりも厚底になっているスリッパが適しています。
畳んだ癖がついていると、見た目が気になるだけでなく履き心地が悪くなり歩きづらくなったり、脱げやすくなったりします。
また、自分の足のサイズよりも大きいスリッパを履くと、歩くときにパタパタと音が鳴ってしまうため、底が防音加工されているスリッパを選ぶと良いでしょう。
下足入れは、黒または紺色のナイロンバッグを用意します。スーパーのビニール袋で代用すると、音がうるさく見た目もスマートではありません。ナイロンバッグであれば汚れがついても落としやすく清潔感があるため、おすすめです。
2-3.雨の日を想定した小物
雨の日はレインコートや傘だけでなく、替えの靴下やストッキング、バッグをカバーする袋が必要となります。
傘はビニール傘ではなく黒や紺などのシンプルな傘を用意してください。
また、雨が降ると足元が悪くなるため、子ども用には替えの靴下、母親用にはストッキングを準備しましょう。
本革のハンドバッグや防水加工されていないバッグには、カバーをかけておくと安心です。
タオルを多めに準備し、汚れたものを収納する袋を持っておくことをおすすめします。
3.母親用のお受験バッグの購入にお受験専門通販サイトが選ばれている理由
母親のお受験バッグの購入には、お受験専門の通販サイトが人気です。
お受験専門の通販サイトを利用することにより、バッグだけではなくスーツやワンピース、小物類など様々なアイテムが手に入ります。
最後は、お受験専門の通販サイトを利用が人気を集める理由について解説します。
〇バッグの種類が豊富
大きさや形、デザインなど様々な種類の商品を扱っており、自分好みのアイテムが見つかりやすく、デパートや百貨店では取り扱っていないブランド商品もあります。予算に合わせて、お手頃な価格の商品を見つけられます。
〇時間のあるときにお買い物ができる
手の空いた時間に、気軽にネットショッピングができ、実店舗に言って、商品を選ぶ手間が省けます。
近くにデパートや百貨店がない方、買いに行っても欲しいものが見つからなかったという方にもおすすめです。
〇カラーやデザインが統一した商品が多い
お受験用のアイテムを専門に取り扱っているため、カラーやデザインが統一された商品が取り揃えられています。スーツやバッグ、スリッパなどを一から揃えるのであれば、カラーやデザインが同じものを選ぶと、コーディネートに統一感が出て見栄えが良くなります。
〇間違えてNG商品を買う恐れがない
お受験用のアイテムが揃っているため、光沢が派手なバッグ・自立せずに倒れてしまうバッグなど、NGなバッグを買ってしまうリスクがありません。
特に初めてお受験バッグを買う方は、お受験専門通販サイト利用が特におすすめです。
受験や面接用に購入したアイテムの中には、合格後の見学会や入園、入学後などに使える小物類もあるため、今後も長く使えるよう品質の高い商品を探しましょう。
まとめ
母親のお受験バッグは、スーツに合わせて黒または紺色のバッグを用意しましょう。
メインバッグとサブバッグの2種類用意し、貴重品・書類・着替えなど分けて持ち運ぶ小物の種類に分けて使い分けることがおすすめです。
また、お受験時に持参する書類・書類を入れるクリアファイル・バッグと合わせたスリッパや雨の日の小物なども忘れずに準備しましょう。
お受験のバッグを選びに迷ったら、お受験専門通販サイトを利用してみましょう。お受験用の商品を簡単に揃えられるため、お受験初心者の方でも安心してバッグや小物を購入することができます。
子供の人生を左右する、幼稚園や小学校などのお受験。当記事を参考にし、面接の場で好印象を残せるよう、スーツ姿を品よく見せてくれるお受験バッグを選んでください。
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