合格不合格を大きく左右する！お受験における父親の役割とは？

幼稚園や小学校などを受験する際は、子供と親との関わり方が合否に大きく影響します。
家庭内でお受験に向けた勉強などをサポートする役割を引き受けているのは母親である家庭が多いようですが、実は父親の役割も重要なのです。
ここでは、お受験における父親の役割や、父親がしてはいけないNG行動、父親が心がけてほしいことなどについて解説します。

お受験における父親の役割とは？

お受験の面接において、私立小学校の先生たちが見ているのは、子供の教育に関する両親の覚悟です。
子供といかに向き合い、「どんな教育をしようと考えているか」「どんな教育を施してきたか」を重視します。

また、親子の関係と同様に、父母の関係にも目を向けています。
父親の役割は仕事だけでありません。
なぜなら、お受験に際してのみならず、日々の生活において父親が子供とどんな関係を築いて母親と思いを共有し、どういった形で子育てに関わっているのかが大事なポイントだからです。

小学校に入学すると、さまざまな問題が起こり得ます。
不確かな情報やうわさに踊らされたり、いじめを受けたりすることがないとも限りません。
そんな中で、大きなプレッシャーにさらされがちな子供や母親を父親が支えることで、精神的なゆとりが生まれ、問題に対処できるのです。

父親の役割を果たすためにも、母親としっかり話し合った上で、子供としっかり関わりを持ち、日々の生活を把握しておくこと、母親をしっかりサポートすることが求められているのです。

お受験に失敗する父親あるある

お受験に失敗した家庭では、父親は以下のような行動を取りがちです。

1.子育ての大半を母親に任せりきりの父親

男の役割は仕事だからと、子育ての大半を母親に任せきりになっていませんか。
子供がどんな毎日を送っていて、何に関心があって、どんなことを不安に思っているのか、どんなことに喜んでいるのかに、関心を抱いていない父親も少なくありません。
親子の関係や夫婦の関係をないがしろにしている父親のことは、お受験の面接でどれほど繕おうとしても、面接官にはすぐに見抜かれてしまいます。

2.小学校のお受験をなめている父親

「社会で重視されるのは最終学歴だから、受験は中学校からでも」といった考え方を見せると、面接官の心証を害してしまいかねません。
小学校のお受験が子供に与える意味を再度確認してから面接に臨むようにしましょう。

3.男親の役割を自覚していない父親

子供と母親の精神的な支柱になるというのが、父親に求められている重要な役割です。
しかし、その役割を自覚せず、母親だけで何とかなると考えている父親も増えています。
お受験においては、父親と母親が一枚岩になっていることが原則。
子供と母親の頑張りを応援するだけでなく、そこに自分の役割を見出し、ケアしたりサポートしたりしていくことが重要です。

子供を合格させる父親が取る行動

反対に、お受験に成功した家庭で、父親が取っていた適正な行動とはどんなものだったのでしょう。

1.子供と身体を動かしたり会話したりすることでリフレッシュさせる

お受験を控えると、子供は大きなプレッシャーを抱えるもの。
精神的にも身体的にもぎりぎりな状態であることが多いのが現実です。
そんなとき、父親とサッカーをしたり、何気ない会話をしたりすると運動不足やストレス解消につながるため、リフレッシュできるでしょう。

2.父親と子供、2人だけの時間を持つ

お受験の間際には、塾に通う時間が長くなり、親子で会話する時間はなかなか確保できないものです。
「塾の送り迎えを父親が担当する」「お風呂に一緒に入る」など、父親と子供2人だけの時間を持つことも大事です。
そうすれば子供の抱えこんでいる思いが分かったり、互いの思いを共有できたりと、貴重な時間を過ごせるはずです。

3.母親を精神的にも物質的にもサポートする

お受験のストレスに押しつぶされそうな母親が子供の意欲を減退させるような行動に出たり、子供を追い詰めたりするということがあります。
そんなとき、子供をフォローすると同時に母親を落ち着かせてあげることも、父親の役割。
さらに、子供の健康管理やママ友とのおつきあいにも心労が多い母親を支え、話を聞いてあげたり、励ましてあげたりすることも、大きな力になるものです。

まとめ

お受験において、父親と母親の役割のどちらが重く、どちらが軽いということはありません。
伴う責任は平等なものなのです。
父親として、「家族を支える」ということを強く意識しながら、子供と母親の精神面をサポートし、子供の目標とする学校への入学を果たせるように努めてください。
それが、子供の人生を豊かにすることにもつながることでしょう。

こちらのサイトで
さまざまな種類のおすすめ商品をご用意しています。
ぜひご覧になってくださいね。