「集中力切れ」はお受験の天敵です。
勉強しないといけないのに、子供が飽きっぽいためかどうしても集中が続かなく、困っている親も多いのではないしょうか。
特に、受験時期が近づくと焦りも生まれ、子供を叱ってしまうこともあるでしょう。
では、この集中力切れはどのようにして改善できるのでしょうか。
集中を妨げる原因と改善する方法をご紹介します。
目次
集中力が続かない子供が増えている!
集中力の低下をもたらす大きな要因のひとつに、スマホの普及があると言われています。
無料で楽しめるゲームや、気軽にコミュニケーションを取れるアプリなど使い方はさまざまです。
スマホの他にも、ポータブルタイプのゲーム機が登場したことで、より手軽にゲームを楽しめるようになりました。
いくら子供が勉強に集中しようとしても、これらの機器が身近にあると、どうしても子供の意識は別の方に向いてしまいます。
その結果、集中力に影響を及ぼすようなりました。
その他の要因としては睡眠不足も挙げられます。
スマホやゲーム、勉強など就寝時間が遅くなる原因はさまざまですが、親の生活リズムが子供の睡眠時間に支障をきたしているとも言われています。
寝る時間が遅くなると、セラトニンというホルモンが減少してイライラしてしまい、集中力の低下を引き起こしてしまうのです。
睡眠不足が深刻になると、体調を崩すだけでなく学習障害や衝動行為がみられることも。
子供の健康のためにも、適切な睡眠習慣を身につける必要があります。
子供の集中力切れを改善する方法
子供の集中力を継続させるためには、どのような方法が効果的なのでしょうか。
ここでは、3つの方法をご紹介します。
・好きなことをさせる
子供に限らず、自分が好きなことには時間を忘れて没頭できるという人が多いのではないでしょうか。
無理やり勉強させてしまうと子供もやる気を失ってしまうものですから、自分でやってみたいと思うことをさせてあげましょう。
そうすることで、集中力を鍛えることができます。
・ウォーミングアップ
いきなり集中状態に入ることは容易ではありません。
運動と同じで、はじめのウォーミングアップが大切です。
勉強するとき、最初の数分は簡単な計算の問題や漢字の読み取りなど、すぐに解ける問題を用意しましょう。
やさしい問題を解くことで、やる気が上がり集中力のスイッチが入ります。
・締め切りを設ける
締め切りの時間を設定すると、人の集中力は大きく向上します。逆に時間が決まっていないと、作業ははかどらないものです。
タイマーをセットして見えるところに置くようにしましょう。
これらの方法でトレーニングを重ねることで、集中力は鍛えることができます。
集中力UPには親のサポートと環境づくりが大事!
幼い子供にとって、自分の心をコントロールすることは難しいことです。
近くにゲームやスマホがあれば、ついつい触ってしまいます。
そこで、親が集中できるような環境を用意してあげましょう。
しかし、スマホなど集中を妨げるものを単に排除するだけでは、子供のモチベーションを低下させるかもしれません。
集中力を高めるためには「好きなことをさせてあげる」「子供が達成できたことは積極的に褒める」など、もっと「やりたい」と思わせるようなサポートが大切です。
こうした習慣の中で、子供の集中力は鍛えられていきます。
「好きなことばかりさせてもいいの?」と不安に思う人がいるかもしれませんが、集中力をアップするきっかけや、モチベーションを高める方法としては効果的です。
集中力は1日や2日で何とかなるものではありません。
集中しやすい環境を用意して長期的なサポートを続けることで、少しずつ物事に集中できるようになります。
その結果、自分で集中のスイッチを切り替えられる能力が身についていくのです。
まとめ
子供が集中していないと叱ってしまいがちですが、それでは子供はリラックスできず、モチベーションを大きく低下させてしまいます。
子供の集中を高めるために、やりたいことをできる環境を用意してあげましょう。
好きなことであればモチベーションも高まります。
そして、どんなささいなことでもほめることを忘れないようにしましょう。
そうすることで「もっとやりたい」という気持ちをはぐくみ、集中力を高めることができます。
こちらのサイトで
さまざまな種類のおすすめ商品をご用意しています。
ぜひご覧になってくださいね。