お受験対策として、塾や幼児教室などをすすめられることが多いかもしれません。
ただ、費用も決して安いわけではありません。
できれば塾などに頼ることなくお受験に対応できるに越したことはありません。
実際に小学校受験に成功した親の中には、塾や幼児教室に通わせてないケースも多くあります。
ここでは、自宅でもできるおすすめのお受験対策を3つ紹介します。
目次
お受験対策①絵本の読み聞かせをする
お受験対策として、絵本の読み聞かせは非常に効果的です。
一般的に、読み聞かせには子供の精神状態を落ち着かせる効果や、幸福感を与える効果が期待できるとして、自宅での読み聞かせが推奨されていました。
しかし、近年の研究や実験によると、子供に対して読み聞かせすることで、大脳辺縁系が活発になるということがわかりました。
大脳辺縁系は、喜怒哀楽をつかさどる部分で、感情に合わせて行動を決定する器官です。
子供がすこやかに成長するためには重要な部分であり、情動を豊かにする効果が期待されています。
また、絵本を読むことは好奇心を高めるきっかけとなり、絵本からさまざまな感情を得ることが可能になるのです。
絵本は「自分がその物語の主人公だったら、どういう気持ちになるのだろう」というような想像力や感受性を高めるきっかけになるものです。
子供たちが集まったときには、集団で読み聞かせをしてみましょう。
子供たち同士がお互いに刺激し合い、喜びを共有することで成長を促すことができます。
お受験対策②お手伝いをさせる
小さい子供は、何かと手伝いをしたがる傾向があります。
子供は好奇心旺盛で、何かと行動したいからです。
一方で、子供の行動を見ている側はハラハラし、親にとって子供の行動が負担になることもあるでしょう。
しかし、お手伝いにはメリットがあります。
最も期待できるメリットは、子供が手伝いをすることで、行動に責任感を持つということです。
お父さんやお母さんから、お手伝いをお願いすると、子供は自分が必要とされていると認識します。
また、その期待に応えたいという責任感が徐々に芽生えていきます。
お手伝いが終わったら、「ありがとう」と声をかけてあげましょう。
そうすると、子供に自信が付くものです。
また、積極的に物事を手伝うことで自立心を養う効果も期待できます。
どのようなささいなことでも教えなければ、いつまでたっても自立することができません。
お手伝いをすることで、自分でできることが増えていき、徐々に自立できるようになるのです。
さらに、手伝いをすることで考える力を身に付けることもできます。
お手伝いをしていく中で、子供はさまざまな壁にぶち当たります。
試行錯誤しながら、状況に応じてどのような行動をすればいいのか考えられるようになるでしょう。
お受験対策③日常のマナーを身に着けさせる
お受験では、マナーや立ち振る舞いも厳しくチェックされます。
どれだけ身なりを整えていても、マナーが見についてなければ評価が下がってしまうでしょう。
こればかりは、付け焼き刃でどうにもすることはできません。
普段からどれだけ日常マナーを身に付けさせることができるかが重要です。
日常生活のマナーと言えば、挨拶や食事で学ぶべきポイントが多く出てきます。
大きな挨拶や返事ができるようにしつけをしたり、食事の際のマナー違反を正したりしていくことで日常的なマナーを身に付けることができるでしょう。
これらのマナーというのは、子供が自然に身に付けられるものではありません。
親がしっかりと子供に対して教えたり、しつけたりする必要があるのです。
このように説明すると、「怒る」「叱る」といった行動をとってしまう方がいます。
しかし、怒ってしまうと子供は嫌がってしまうので、注意が必要です。
しっかりとできるようになるのには時間がかかりますが、根気よくしつけを続けていきましょう。
まとめ
塾に頼らずに子供の能力を伸ばすためには、絵本の読み聞かせや、お手伝い、そして日常マナーのしつけを進める必要があります。
小学校受験の場合は、勉強で身に付ける学力よりも、子供自身が成長することが重要です。
塾などを利用せずに志望校に合格するためにも、しっかりとポイントを押さえて、子供の成長をサポートしていくようにしましょう。
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